うなぎ職人になる為に、どんな修行が必要なのか?
それを今回は御説明致します。
一人前になる為には?
■入社:0年~1年
いきなり、鰻を焼く事はありません。
まずは現場を覚える為にも、『仕込み』から覚えて頂く事が多いようです。
他にも、お吸い物・漬物などの盛り付けの基本や、料理の説明・掃除をする
事も行うそうです。
■入社:2年~3年
小鉢など、お客様にお出しする品の調理を覚えます。
ようやくここで、調理を任せて貰えます。
そして、ついに2年目にはうなぎの仕込みを始める予定です。
仕込みはどんな事をするのか?
うなぎの『串刺し』から覚えて頂く事が多いようです。
何故か?
串には太さや厚さが同じうなぎを刺すことが重要だからです。
少しでも脂ののりや皮の固さが違うと、焼きむらが出てしまい
味や見た目が大きく落ちてしまうからです。
■入社:3年~4年
うなぎを『割く』ことを始めます。
うなぎを弱らせてしまうと、焼き上がりが変わってしまいます。
鮮度を保つためには、正確で素早い割きの業が必要です。
■入社:4年~
そして、ついにうなぎの『焼き』を始めていきます。
脂ののったうなぎは強火で炙り、余分な脂を落とす。
皮が固い場合は、強火では表面が焦げて中が生臭くなるので
弱火でじっくりと焼く事が必要など、技術が求められています。
うなぎ職人の月給は?
都内の鰻屋さんを参考とすると、月給21万6000円以上だそうです。
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