小学生の「将来就きたい仕事」ランキング3年間、1位のパティシエとは?

パティシエの意味をご存知ですか?


フランス語でお菓子職人という意味で、洋菓子やデザート作りの技術を基本行程から専門的にマスターした人の総称です。


総合人事・人材サービスを展開するアデコの、日本全国の小中学生1000人を対象にした「将来就きたい仕事」ランキングで「パティシエ」は3年連続で女子の小中学生が将来就きたい仕事の1位となるほど、子供にも人気のお仕事です。


今回は、子供にも人気のあるパティシエというお仕事に関してご説明します。


1. パティシエはどこで働くのか?

街のケーキ屋さんをイメージされる方も多いかと思います。

しかし、現在様々な営業形態の仕事場が登場しています。

例えば、大手のチェーン洋菓子店やホテル、レストランといった職場もあれば、お菓子の教室のインストラクターや、マスコミで活躍するフードコーディネーターという仕事もあります。


2. どんな人が向いてるのか?

ケーキ作りの現場は体力的にハードな職場です。

30キロもある小麦粉の袋を担いだり、大きなボウルを片手でもったり、体力が求められる部分があります


また、理論的な思考も求められます。

素材同士の微妙な配合や入れるタイミングによって、できあがりが大きく変わってきます。

粉、卵、バター、砂糖といった少ない素材の科学的性質や配合の関係を理論的に理解して、それを応用していく理数系思考回路も必要とされます。


3. パティシエになるには?

ケーキ屋・ホテルなどに就職する、もしくは、調理師専門学校や製菓専門学校などで一通りの基礎的技術を学ぶ事がまず第一歩となります。


4. ステップアップの道すじ

パティシエの場合は、店の形態や人数の大小はあるものの、作業によっていくつかのパートに分けられているのが普通です。

例えば各種のパイ生地や発酵生地を作る人、それを焼く人、仕上げをする人など、作業の流れに従ってそれぞれの仕事が独立したポジションにあります。

大手メーカーの場合はパティシエ部門の他にチョコレート、アイスクリームなどの部門を設けている場合があります。


5. 必要な資格

「製菓衛生士」

複雑なお菓子作りの技術と食品添加物など衛生面の管理のノウハウを持つ証明です。製菓衛生士は製菓衛生士法に基づいて、各都道府県が国家試験を行い、おいしく、しかも安全なお菓子を作るための知識や技術を備えていると認められた者に与えられる資格です。


「食品衛生責任者」

食中毒を防ぐため、食品の安全を確保するための食品関係事業者には不可欠の資格です。各都道府県の衛生局等あるいは保健所が主催となる講習会を受講すれば取得できます。


6. パティシエの年収

一般的に、新卒パティシエの初任給は15~18万円となるところが多いようです。

店舗の規模や営業形態によっても異なりますが、年収としては200万円台前半が相場となります。


7. 最後に

パティシエになる入口は広いですが、自身のお店を持つまでは様々な経験が必要です。

自身のお店を持つまで、下積みとして様々なお店で経験を積む必要があるかもしれません。

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