一人前の寿司職人になる為に、どんな修行を行うのかを御説明します。
1年目
初めの一歩として行うのが、掃除・洗い場です。
お客様の目線で考え、綺麗なお店で食べた方がご飯も美味しいはずです。
そして、細かな掃除が出来る事は、細かいところに目が行くという事でもあります。お客様に常に気をくばる寿司職人になる為には、とても重要な作業の一つです。
2~3年目
親方と一緒に河岸・市場に行き、魚をみたり触ったりし、食材の勉強が始まります。
1年目の時は小物しか触らせてもらえない事が多いかもしれません。
しかしこの頃になると、練習の積み重ねで、包丁使いが上達しています。だからこそ、いろいろな魚など下ろしたり、調理したりします。
4~5年目
煮物や焼き物などの一品料理を任されるようになります。
また、つけ場の親方や、先輩の補佐などを本格的にやるので、お客様との会話も増えるようになります。この時期になると、握りの練習を頻繁にやります。
6~7年目
つけ場での本格的な仕事が始まります。そして、仕入れを任されるようになります。
仕入れで学ぶ事は、魚の見極め・食材などの原価計算や、食材を無駄のないように仕入れる術など多岐に渡ります。
すし職人になる事は?
以上のように、簡単になれる仕事ではありません。。
しかし、本人の努力次第でいくらでも期間を短くする事もできます。
諦めずに、コツコツ仕事を続けて行くことが、寿司職人になる為に近道でもあります。
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